世界一高い!?マリーナ・ベイサンズのインフィニティープールを満喫する方法

世界一高い!?マリーナ・ベイサンズのインフィニティープールを満喫する方法

世界一高いのは料金なのか?いやいや、場所です。インフィニティプールは地上57階建ての超高層ビルマリーナ・ベイサンズホテルの屋上に位置し、建物の高さは200mにもなるそうでインフィニティプールは世界一高い場所にあるプールと謳っているそうです。

マリーナ・ベイサンズホテルはシンガポールの象徴的なホテルで、三つの建物の上に船の形をしたプールと展望台を有する建造物が乗っかっている建物をテレビや雑誌などで一度は見かけた方も多いのではないかと思います。

海外旅行場所を検討していたとき、妻はあまりアジア地域に興味を示していなかったのですが、マリーナ・ベイサンズホテルのインフィニティプール楽しそうだよって提案をしたらそこから興味を持ちだしてあれよあれよとシンガポールに旅行することが決まりました。ちなみに、シンガポールは雨季乾季はあるものの年間通して温暖な熱帯モンスーン気候なので基本的には年中プールを楽しむことが可能です。

ほぼマリーナ・ベイサンズホテルとホテルのインフィニティープールに行くことが目的でシンガポールへ旅行をしたようなものですので、ホテルで過ごした時間はとても印象深く残りました。そんな印象深い記憶をいくつかの項目でまとめましたのでどうぞご覧ください。

マリーナ・ベイサンズホテルのインフィニティプールに入る条件

料金が世界一高いわけでなく安心したみなさん、ではいったいいくらでプールを利用できるのか気になるところですが、マリーナ・ベイサンズホテルのインフィニティプールに入れるのは、マリーナ・ベイサンズホテルの宿泊者だけですので、インフィニティプール自体の利用料というものは存在しません。つまりインフィニティプールは宿泊者の特権なのです。なのであの屋上の船のプールで優雅な時を過ごしたいのであればどうしても宿泊する必要があります。

ちなみに、屋上にはプールの他に1ヘクタールの空中庭園「サンズ・スカイパーク」という展望台もあり、そちらは宿泊客でなくとも入場料(大人23ドル)を支払って入る事ができます。宿泊客は無料で入れたのですが、私はプールに時間を使い過ぎて結局展望台エリアに足を踏み入れることがありませんでした。

マリーナ・ベイサンズホテルの宿泊費用は高い?

さて、インフィニティプールに入るにはホテルに宿泊する必要がありますので、今度は宿泊費が気になるところです。

マリーナ・ベイサンズホテルの位置づけは高級ホテルですが、実は部屋自体はそんなに高くありません。ツアーパッケージだと他のホテルよりは高めですが、ホテルの宿泊単体で考えた場合、日本のちょっといいホテルとくらべると、むしろ安いくらいです。

マリーナ・ベイサンズホテルの宿泊費は低価格帯だと一部屋あたりだいたい400~500シンガポールドル、日本円にしたら30000円ちょっとからです。時期によってはもっと安くなることもありますし、一部屋2~3人で泊まるのであれば日本でちょっといいビジネスホテルに泊まるぐらいの感覚かもしれません。

インフィニティプールで気を付ける事

マリーナ・ベイサンズホテルの高さは200m、そんな場所にあるインフィニティプールですが、安全なのかとても心配になります。が、心配いりません。プールの縁はプール側からみたら壁など見えませんが、プールの外側の下の方に排水用の水路とメンテナンス用の通路があるのでプールからダイレクトに外へ落ちることはありません。

しかし、プールの縁(外側)に腰掛けたり身を乗り出したりするのは禁止されています。プールにはインスタグラマーの海外美女もたくさんおり、縁に腰かけて「映え」を狙ってるところを監視員に注意されていました。

少しでも危険につながるような行為をしようものなら監視員から笛で警告を受けます。

ルームキーは肌身離さず一人一枚

宿泊者は一人一枚ずつルームキーを渡されるのでそれを使ってエレベーターの操作を行います。とはいえ部屋のグレードによって行ける階数が制限されていたりもしますので、ホテルの三棟の建物すべてが屋上に連なっていますが、全ての棟からプールに行けるわけではありません。グレードや部屋のある建物によっては一度一階におりて建物を移動してから屋上に向かう必要があります。

プールの着替えはどこで?

プールの近くにトイレはありますが着替え用のスペースはありません。ほとんどの人たちは部屋で水着に着替えてからプールに来ます。しかし水着でうろうろしている人はほとんど見かけません。水着の上にホテルの部屋のガウンなどを着て来る人も一定数いました。私はちょっとガウンで歩き回るのに抵抗がありましたので水着の上に濡れても構わない短パンやパーカーを着ていきました。

先ほどもいったとおり宿泊している部屋によっては一度ホテルの外に出て移動する必要もありますのでそういった事も考慮した服装を考える必要があります。

インフィニティプールの雰囲気

高級ホテルのインフィニティプールは、きっとセレブが大いに違いないと思ってましたが全然そんなことはなく、むしろ私たちと同じくミーハーな旅行客ばかりのような印象でした。

はじめは少し緊張してプールにいったのですが、アジア・欧米・南米とさまざまな国々の人種でにぎわっており、若い人は一生懸命SNS用の写真を撮影してましたし、小さな子を連れて楽しんでいる家族もいましたので、すぐに雰囲気に慣れました。

インフィニティプールの楽しみ方

昼過ぎから夜にかけて人が多くなります。人の少ない時間帯でのんびり過ごしたいのであれば午前中の早い時間に利用してください。11時のチェックアウトの前にもう一度プールを満喫したくなったので9時くらいにプールにいったら人が少なく快適でした。

人が少ない時間帯で優雅に過ごすのも良いですが、やはり最大の楽しみはインフィニティプールから観る夕日や夜景です。しかし夕焼けから夜景を楽しめる時間帯は特に人が多くなりますのでその時間にやってきてもプールサイドチェアが空いていません。ようやく空きを見つけても一つだけなので複数人で楽しむ場合は早い時間帯から陣取っておかないとのんびり夕日を堪能できないでしょう。

手ぶらで移動するのであれば良いかもしれませんが、タオルやカードやサンダルなど自分の小物はどうしても発生するので、そういったものを置く場所としてプールサイドチェアを確保することは大事です。

早めにチェックインできたら一度プールに足を運んで雰囲気だけでもチェックして置いた方が良いでしょう。

まとめ

  • インフィニティプールは宿泊者のみ利用可
  • 水着の着替えは原則宿泊している部屋で
  • 夕日や夜景がとても綺麗、プールサイドの場所取りは早めに
  • のんびり過ごしたいなら午前中が穴場

など上記項目を抑えておけばストレスなく楽しむことができるでしょう。

シンガポールの象徴ともいえるマリーナ・ベイサンズホテルは高級ホテルではありますが、いつもよりちょっと贅沢する感覚泊まれます。もしシンガポールに行く機会があるのであればちょっと奮発してでもマリーナ・ベイサンズホテルに宿泊することをおすすめします。きっと一生の思い出になることでしょう。