被リンクに頼ったSEOは今後崩壊する

被リンクに頼ったSEOは今後崩壊する

先日うちの会社でWebサイトの作成をしたお客様のところに訪問して色々とお話をしてきました。

弊社の担当者が退職に伴って引き継いだお客様でしたのであまり詳細を知らず、今回の訪問で色々と状況を把握しておこうと思っての訪問でした。

お客様と軽く挨拶を済ませたところで、開口一番、「A社にSEOをお願いしてたんだけどねぇ。もういっかなぁって思ってA社の契約を解除したんだよ。そしたらサイトがどっかにいっちゃってさぁ。まぁでも今もちなおしてきたんだけどね。」とおっしゃられました。

唐突だったので一瞬なんのことなのか理解できませんでしたが、要は「A社にSEOをお願いしてキーワード検索で上位表示されるようにしたんだけど、ある程度認知されたから大丈夫だろうと契約を解除したら、一時検索からも表示されなくなってたんだけど、今はある程度順位が回復してきたんだよね。」ということです。

サイトの管理は弊社で行っていますので、A社がSEOの為にサイトをいじったという事はありません。 サイトに手を加えるわけでなく、契約を解除することによってGoogleの評価が変わるといったら、被リンクを生成していたと考えられます。

被リンクの購入は身を滅ぼす

被リンクによるSEOは、ブラックハット系のSEO会社がよく扱っている手法です。 (目に見えて効果を出しやすい部分が素人を騙すには都合がいいのでしょう) 被リンク自体は違法の行為ではありませんが、内容のないサイトを大量に生成してそういったサイトに不自然にリンクを設けることはペナルティの対象となりますし、何よりGoogleは有料でリンクを購入してサイトに価値があると見せかけることは認めていません。

偽装工作がバレてしまえばGoogleの検索結果から排除されてしまいます。悪質なリンクを外してウチとは関係ないリンクだとGoogleに申請することはできますが、以前のように検索結果の順位まで戻すことができる保証はありません。「SEO会社が勝手にやったの。ごめんねテヘペロ!」じゃ済まなくなるということです。

A社は上場しているIT系では大手の会社(念の為Aはイニシャルではありません。)ですので、それなりにコンテンツの充実しているサイトを保有し、SEO用にリンクスペースを設けているのかもしれませんが、サイトの質と関係なしにお金をもらってリンクを貼るのですからペナルティの対象です。

実はA社がそういった営業をしている事は耳にしていましたが、実際に目の当たりにすると売上を増やす為にはなりふりかまわないんだなぁと呆れてしまいますね。

被リンクよりもコンテンツ

昔は質の高いサイトからの被リンクは、Googleから高い評価を受ける事が出来ていました。しかし、近年では被リンクの重要性が薄れてきています。

当たり前のことですが、質の高いサイトからたくさん被リンクをもらっている内容スカスカなサイトよりも、被リンクは少なくても、内容が充実しているサイトの方を誰だって評価するはずです。

Googleの検索エンジンのアルゴリズムも年々アップデートを重ねてよりユーザーが欲している情報にたどり着きやすいようにしています。これからはどんどん小手先のSEOは通じなくなっていくでしょう。

ランキング上位が目的ではないはず

訪問したお客様はしきりに”キーワード”で検索上位に表示されないことを気にしているようでした。

しかし、考えてみてください。そのお客様はネットでモノを売っているのです。 最終的な目標は自社の商品がネットで売れることです。

サイトへの訪問者が増えれば売り上げを増やすことは間違いないでしょうが、サイトに訪問するお客様の流入経路を変えてコンバージョン率を高めることによって販売数を上げる事もできるはずです。

とくに興味のないお客さまをなんでもかんでも呼び込んでも効率が悪いだけです。 一つに絞らず色んな”キーワード”を試してどういった検索ワードから売り上げにつながりやすいのかを探りましょう。

最後に誤解なきように申しておきますが、今後被リンクがまったく評価されなくなるというわけではありません。「被リンクの評価に対する比重が縮小していくでしょう。」ということですのでお間違いなきように。