企業がサイト運営に資本・リソースを割かない理由
- 2014.09.10
- サイト運営
地方で仕事をしていると、東京と比べるとまだまだIT関連への投資を渋っている企業が多いなぁと思っております。広告費としてテレビやラジオ、そしてチラシなどの紙媒体にはそれなりに資本を投下しているのにITに関してはお金の流れが感じられないのです。
それなりに規模があるグループ企業でもホームページを見たらしょぼいなぁって思う事がよくありますから。
「あぁこの会社は作って放置だな」とか「専任のWeb担当者がいないんだろうなぁ」なんて事がサイトからビシビシ伝わって来ます。
作って放置感ってのは「人気(ひとけ」の無さから伝わって来ます。それなりに小ぎれいに作ってあるのに、何時まで経っても同じ情報で更新されている感じがしない。いつまでも作りかけのコンテンツがある。改善されている様子が無い。などです。
一般の人でも具体的な理由こそあげられなくても、なんとな~くそんな雰囲気を感じとっているはずです。そうするとこの会社はいいかげんだなぁなんて印象を持たれかねない!
どうしてこんな事が起こるのか?それは企業がホームページの効果を理解できてないからでしょう。効果を理解できていないので資本を掛けられないのです。
もっとハッキリ言えば、効果が期待できないものにお金を掛けられないということでしょう。
Webには解析ツールがあります。しかも無料で使えるツールもたくさんあるので、テレビやラジオよりも効果を測定しやすく、費用対効果を具体的な数字の元に算出することが可能なのです。しかしながら解析ツールをサイトに設置しても実際に有効利用しているところがなんと少ないことか。解析ツールをサイト設置のオマケと思っているのではないだろうか?
解析ツールは企業のサイト運営の生命線だと思ってください。
ユーザーがどういった意図をもって訪れているか?どういう情報を求めているのか?どういうサービスに興味を持っているのか?そういった貴重な情報が解析ツールから読み取れます。いわばサイトのログは宝の山なのです!
情報を元にユーザーの分析をしてサービスの向上やインフォメーションの改善を行えば利益増加につながります。
作って放置、解析ツールはPVしか見ないはヤメてしっかり解析ツールの情報を読み解いて自社へのニーズを分析しましょう。
解析ツールの王道はやはりGoogleアナリティクスでしょう。情報量が多いので慣れてない方は使い方に困るかもしれませんが、コツをつかめば最強のマーケティングツールになります。
これに慣れてきたら、ヒートマップやキーワード選定ツールなどを使えばいいと思います。